看護師 離職

離職した看護師が働ける場所

仕事を辞めたいと考えている看護師は6割を超えると言われています。

病院を辞めたい人は転職という道がありますが、看護師を辞めたいなら看護師の経験は様々な職業に活かすことが出来ます。

離職した後に看護師が働ける場所にはどのような仕事があるのかまとめてみました。

一般企業の医務室

工場のある企業などで社員の健康管理をメインに働きます。
勤務条件も休日休暇も企業内の社員と同じであるため土日休みの職場が多いです。

一般企業の求人はあまり多くないためタイミングが非常に重要です。

幼稚園・保育園の保健室

園児の病気や怪我、その他にインフルエンザやノロなどを事前に防ぐ感染予防が仕事になります。

小児科で働いていれば最適ですが、経験がなくても看護師としての知識や経験は活かすことが出来ます。

訪問看護ステーション

名前の通り自宅で療養している方の自宅訪問をします。
日勤のみであり定時に帰宅できることからお子さんがいる方に人気です。

社会的なニーズも高く、訪問看護ステーションで働く元看護師も年々多くなっています。 以前は低給与でしたが、人手不足であるため待遇も徐々に良くなってきています。

福祉施設(特別養護老人ホーム、特養)

入所している方の生活全体を支援します。
基本的には終身で、自宅での介護が難しい方が入所されるケースが多いです。

問診、血圧測定、食事や入浴、排泄の介助、レクレーションなど仕事範囲は多岐に渡ります。

介護施設

健康を維持して生活できるように健康状態を把握することが仕事です。
病気や怪我で入院し退院後に自宅に戻って生活することが難しい方が入所されます。

基本的には3ヶ月単位で入所されている方が多く、自宅に戻れるようにリハビリをすることが目的です。

高齢化社会ということもありニーズは高いですが、給与は一般的に低いといえます。

美容クリニック

給与水準は高いものの土日出勤もあります。
また、営業的な業務があるクリニックもあります。

美容に興味がある方には向いている職場です。
求人も一定数あり、看護師を募集しているクリニックも少なくありません。

治験関連企業

求人サイトでは、CRA(臨床開発モニター)やCRC(治験コーディネーター)と呼ばれています。

看護師の経験でいえば、薬の知識や臨床経験を活かせる職場です。
土日休みで年間休日も多く、給与も安定しているため人気です。

シップナース

一般的には船上の看護師といわれています。
ツアーなどである豪華客船の船内医務室で、船員の体調管理や船酔いの乗客への対処などを行います。

1〜3ヶ月と拘束期間が長く、24時間対応が必要、英語が必須、広範囲な看護知識が求められるため給与水準は高いといえます。

シップナースは基本的に商船会社への入社となり難易度は非常に高いです。

看護師が持っていると将来性のある資格一覧

以下は資格が必要な仕事の一覧です。
看護師の経験が活かせそうな職業をまとめています。

国家資格だけでなく民間団体による認定資格もあり、看護師をしながらでも合格を目指せる資格です。

保健師

地区活動・健康教育・保健指導などを通じて疾病の予防や健康増進などを行う仕事です。

都道府県や市町村などの保健所に勤務する行政保健師、企業の産業保健スタッフとして勤務する産業保健師、学校等で学生と教職員の心身の健康保持に努める学校保健師があります。

保健師として働くには、看護師国家試験に合格した上で、1年以上の保健師養成課程を修了し、更に保健師国家試験に合格する必要があります。

助産師

名前の通り妊娠や出産にかかわり助産行為を行う仕事です。
妊婦の健康、食事、運動などの助言、母乳や乳児指導など出産そのものだけでなく、産前産後で様々な仕事が求められます。

助産所以外に病院や診療所、保健センターが主な仕事場となります。 助産師として働くには、看護師国家試験に合格した上で、1年以上の助産師養成課程を修了し、助産師国家試験に合格しなければなりません。

ケアマネージャー

一般的にはケアマネや介護支援専門員と呼ばれています。
介護保険法において要支援・要介護認定を受けた人から相談を受け、居宅サービスを作成し、他の介護サービス事業者との連絡・調整等を取りまとめる仕事です。

ケアマネジャー試験は、一定期間の実務経験がある人でないと受験できません。
看護師なら実務経験が5年以上、試験の一部が免除されます。

保健師や助産師と違い自宅で勉強をしながら受験できます。
合格率は20〜25%であり働きながらの勉強は大変ではありますが無理ではありません。

看護教員

高校の看護科、看護系大学や短大、専門学校等で学生の指導を行う仕事です。

看護教員は高校の看護科の場合は教員資格が必要です。
それ以外では臨床経験や学位があることでその職業に就くことができます。

未来の看護師を育てるやりがいのある仕事だと思います。

健康運動指導士、健康運動実践指導者

保健医療関係者と連携しつつ安全で効果的な運動を実施するための運動プログラム作成および指導を行う仕事です。

仕事場としてはフィットネスクラブや健保組合、保険・福祉施設などがあります。
資格を取るためには9日間の講習会に参加し、認定試験に合格する必要があります。

精神保健福祉士

精神保健、福祉領域における相談員です。
社会福祉士、介護福祉士と並び福祉の国家資格です。

保健所、精神障害者福祉施設では精神保健福祉士がいなければなりません。
また、精神科病院では診療報酬業務があるため募集している病院が多いです。

資格を取得するには、保健福祉系4年制大学での指定科目の履修、4年制大学の卒業後に精神保健福祉士指定養成施設の卒業後、国家試験に合格する必要があります。

医療ソーシャルワーカー

医療・保健分野における相談員です。
治療中の社会的な問題や心の問題の解決、社会復帰の援助、経済的問題の解決などを行います。

働く場所は、主に病院や保健所、その他に福祉施設や介護施設になります。 医療ソーシャルワーカーの資格はなく、ほとんどの病院で社会福祉士を取得していることを条件としています。

産業カウンセラー

仕事や職場のストレスや心の問題に対するカウンセリング等を行う仕事です。
資格そのもので就職ができることは少なく、基本的にはキャリアアップの一つとしての資格のようです。

資格そのものは取得しやすく、一般社団法人日本産業カウンセラー協会が認定する民間資格です。
産業カウンセラー養成講座(通信制、通学生)を修了すると、産業カウンセラー試験の受験資格が得られ、合格することで資格を取得できます。

音楽療法士

音楽を聴いたり演奏することにより心身の健康の回復を図る音楽療法を行う仕事です。
主な職場としては、福祉施設や介護施設が多いですが、この資格だけでの就職は難しいといえます。

看護師が持つことによってキャリアアップの一つとして役立つことがあるかもしれません。
資格を取るためには日本音楽療法学会の認定校、学会主催の制度に参加し、資格審査基準を満たすことで受験資格を得られます。